勉強とは何か-林修先生の意見はおかしい-

林修先生が番組で主張した意見は間違えている。
彼の言い分は「勉強は贅沢である。大学は恵まれた環境であり、それを理解できない大学生は勉強をしても意味がない。」だそうだ。
表面的で自分勝手な、小学生の真面目クンの言い分である。


勉強とは自分の人生を豊かにするものである。
どんなものでも、あなたが楽しいと思うものは勉強になりうる。
大学生でなくとも勉強はできるし、大学生のうちにしかできない勉強なんて勉強とは言わない。

例え知名度の低い大学でも、成績が悪くても、「今、楽しい」と思えることを精一杯やればいい。


どんな人にも勉強をする権利がある。
どんな人にも人生を豊かにする権利がある。
決して贅沢なことではないし、他人から「勉強をしても意味がない」なんて言われる筋合いはない。そんなの人権侵害である。

大学は恵まれた環境とは一概に言えない。
万人にはそれぞれ事情があり、本意ではない大学に入学せざる得ない人もいる。
環境が恵まれているか判断するのは本人なのだから、第三者がどうこう言うことではない。


どんな大学生活にも意味がある。ムダな大学生活はひとつもない。
林修先生の言い分のような、何の役にもたたない正論に納得してはいけない。